舞台雑感
エドガーという二次元の美が存在していて、明日海りおという三次元の美が存在していて、そのふたつが同じ時代に存在し交わり合うことの奇跡を神に感謝せずにはいられない、そんな観劇でした。 1972年に「別冊少女コミック」に第1作目を発表以来、少女まんが…
きっとこれってごくごく普通の家族の姿なのかもしれない。そうも思いました。客観的に客席から観ているからちょっと異質な家族に感じたりもしたけどでもきっと今私がその一員として属している家庭、家族となんら変わりないような気もして、だから家族ってな…
文字にして読みたい演出家No.1が上田久美子なら、文字に起こしてはいけない演出家No.1です、ぶっちぎり。野口幸作。譜面渡されて目を通しただいもんはじめ組子たちの心中こころからお察しします... 「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗…
ワイルドホーン氏の壮大な楽曲がほんとうに素晴らしくて、ワイルドホーンブランドの盤石っぷりを突きつけられた感のある観劇でした。こんな美しい旋律をこんな美声のふたりに歌われた日にはもうこっちは腹見せるしかないです。そんな中たいへん惜しむらくは…
真風涼帆・星風まどかのトップコンビプレお披露目公演。 マミさんのもノルさんのも観ていないので宝塚作品としては初見でした。50~60年代の洋画が好きだった母の影響で映画は観ていたものの、それだってもう20年以上前のこと。ただストーリーはアメリカ版ロ…
年の瀬に堪能するにはさいこうのまさきちゃんでした!!!最近の歌唱でちょっと不安に感じていたところも今回はほとんど感じることなく、一曲一曲、一節一節をていねいに、大切に歌っているまさきちゃんの真剣な表情に大きな安堵と嬉しさがこみ上げました。…
得てして押し出しが強くなりがちなミュージカルのエンタテインメント性はこの作品にはほとんどなく、どちらかというと内に内に引きこみながらもでも核の部分で沸々と何かが煮えたぎっているような、コメディ要素がありながらも静かで重い作品でした。 「いつ…
あんな背中見せられたらめざましじゃなくたって目が覚めるわ!!!(怒)もう予告なしにあんなん見せられるこっちの身にもなってまさきちゃん...こっちに背中向けて上半身捩った瞬間のわたしのオペラ越しの視力マジでマサイ超えだったからな...(天地神明に…
サイレントからトーキーへ、ってことで脳裏に『SLAPSTICK』が浮かんだんだけどあちらはコメディ、こちらはミュージカルを追い求めるものがたり。 サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都とし…
クリタカだよおおおおおおっ!!!(涙) ほんっとにもうここわたしの個人的なブログだしこの際人目を気にせずいろいろ言ってしまうけど(でも気を悪くされたらごめんなさい)(小心者)、まさおファンはなんだかんだ贔屓と違って(ひとこと余計)大人だから…
『暁のローマ』が始まったのかと思った...焦った...くらいにはさすがキムシンこういう演出ブレないなーと思いながらの幕開きだったんだけどどうやら初演にはあったカラフの隆盛期を描いた冒頭シーンがカットされた代わりのタンとトンの緞帳漫才だったらしい…
なんだよウエクミやるじゃんかよーーーーー!!!くらいには素晴らしい舞台でした。プロットは完璧、なんだけど脚本におこすところで作り込み過ぎてちょっと押し付けがましさが出つつも結局は読む人を惹きつけるような緩急あってツボをついた本、だけど読了…
花で生まれて宙で輝けたまぁくんは最後に宙の太陽になったんだなーと、稲葉センセのにっくい歌詞にプロローグからフィナーレまで動かされっぱなしのショーでした。 人の心を掴んで離さず、時に人を惑わせる華麗な宝石(ビジュー)。色とりどりの煌めきを放つ…
結局ミアの就労ビザの件はもう解決したのかな?そんなどうでもいい疑問が浮かぶくらいにはハッピーエンドでホッとしました。 私の景子センセの生観劇は『舞音』以来だったので相当斜に構えての観劇だったってのもあるのかだから余計に良かったのかも。『舞音…
おまえいったい真咲さんのなんなんだよ!?!!?と自分に問いただしたいくらいにはすっごい緊張しておりました。わたしが。先にセトリもらっていたのでまさきさんの出てくるタイミングがわかっちゃってるってのもさらに緊張を増幅させにきた要因なんだけど…
浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王~ 宝塚大劇場 2017年7月14日~8月14日 / 東京宝塚劇場 2017年9月1日~10月8日 脚本・演出/小池修一郎 作曲・編曲/太田健 編曲/鞍富真一・大貫祐一郎 音楽指揮/佐々田愛一郎(…
この日ばかりは自分のバカさ加減を嘆いたしこの大嵐のなか山に登るなんてほとんど自ら遭難しにいっているようなもんだしほんとありえない...いくらまさきちゃんのためでももう二度と来てやるもんか...って思ってたんだけど、大雨の中ステージに登場したまさ…
Show Spirit『“D”ramatic S!』 全国ツアー 2017年8月25日~9月18日 作・演出/中村一徳 主演/望海風斗・真彩希帆 雪組公演 『琥珀色の雨にぬれて』『“D”ramatic S!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ とにかくトップさん歌わせ過ぎだしダンスに徹すればいいだけ…
ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』 全国ツアー 2017年8月25日~9月18日 作/柴田侑宏 演出/正塚晴彦 主演/望海風斗・真彩希帆 雪組公演 『琥珀色の雨にぬれて』『“D”ramatic S!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ プレお披露目がこれかよーーー。だ…
バウ・ショーケース『New wave! -雪-』 宝塚バウホール 2017年2月9日~2月19日 作・演出/三木章雄 主な出演/月城かなと・永久輝せあ 雪組公演 『New Wave! -雪-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ ひとこたんが『朝日が昇る前に』を歌ったと聞いて!!!全わ…
むり。ムリ。MURI。 あんなんむりだよおおおぉぉぉぉぉぉぉ...っっっ(断末魔) 宝塚とも男役とも決別宣言をしていたし、そもそもそんな宣言しなくたってどうせ現役時代からかわいいをダダ漏らしてた人だし、どうせまた『MUSE』の時みたいに可愛さ丸出しで来…
泣いた。 カリンチョがラストに歌った『愛の讃歌』聴いてたらなんかいろんな感情がこみ上げてきて、ひとりで座っていることもあってかすっごく泣いた。自分がこんなに泣けるんだとびっくりしたけどでもそのまま感情に身を任せてただただ泣いた。四半世紀以上…
“えるおーてぃーしーにーぜろいちなな”って言えてない昼の部のまさおちゃんがたいそうめっかわだったし、学習効果を発揮して完璧に滑舌よく言い切った夜の部のドヤ顔はウィキペディアに画像登録したいくらいには“ドヤ顔”でほんと結局かわいかったのでアルバ…
ミュージカル・コメディ『幕末太陽伝』 宝塚大劇場 2017年4月21日~5月29日/東京宝塚劇場 2017年6月16日~7月23日 脚本・演出/小柳奈穂子 作曲・編曲/手島恭子 音楽指揮/佐々田愛一郎 振付/花柳寿楽・若央りさ 殺陣/清家三彦 装置/大橋泰弘 主演/早…
朝夏まなとアメイジングステージ『A Motion』 梅田芸術劇場メインホール 2017年6月6日~6月11日/文京シビックホール 2017年6月23日~6月28日/ 作・演出/齋藤吉正 主演/朝夏まなと 宙組公演 『A Motion(エース モーション)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ…
ミュージカル『グレート・ギャツビー』 日生劇場 2017年5月8日~5月29日/中日劇場 2017年6月3日~6月15日/ 梅田芸術劇場メインホール 2017年7月4日~7月16日/博多座 2017年7月20日~7月25日 原作/F・スコット・フィッツジェラルド 音楽/リチャード・オ…
ミュージカル『王家の紋章』 帝国劇場 2017年4月8日~5月7日/梅田芸術劇場メインホール 2017年5月13日~5月31日 原作/細川智栄子あんど笑~みん「王家の紋章」 脚本・作詞・演出/荻田浩一 作曲・編曲/シルヴェスター・リーヴァイ 音楽監督/鎮守めぐみ …
スーパー・レヴュー『VIVA! FESTA!』 宝塚大劇場 2017年2月3日~3月6日/東京宝塚劇場「 2017年3月31日~4月30日 作・演出/中村暁 作曲・編曲/西村耕次・鞍富真一・青木朝子・手島恭子 音楽指揮/佐々田愛一郎 振付/羽山紀代美・御織ゆみ乃・若央りさ・平…
ディナーショー『MUSE』 パレスホテル東京 2017年4月25日・26日/ホテル阪急インターナショナル 2017年5月8日・9日 演出/藤井大介 作曲・編曲/青木朝子 振付/KAZUMI-BOY 出演/龍真咲・愛純もえり・真愛涼歌・中塚晧平(・亀・鶴) 4月に異動になりましてほ…
ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Château de la Reine-』 宝塚大劇場 2017年2月3日~3月6日/東京宝塚劇場 2017年3月31日~4月30日 原作/浅田次郎 脚本・演出/田渕大輔 作曲・編曲/青木朝子 編曲/植田浩徳 音楽指揮/佐々田愛一郎 振付/御織ゆみ乃…