左手に残る残り香の罪 ◆ 月組『愛するには短すぎる/HoB』栃木公演雑感
観てきましたー栃木公演。
埼玉だけでいいやと思っていたのに気がつけば大脳を経由せずわたしの右手が栃木のチケットをポチッと。やりよるな...わが右手...(確信犯)
てことで餃子の街、宇都宮まで行ってまいりました。
『愛するには短すぎる』『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』 | 月組 | 全国ツアー | 宝塚歌劇 | 公式HP
公演レポというよりわたし個人の感想というか、ただの発散です(開き直り)。まさおさんに偏り気味です。ちゃぴがたまに割り込みます。自覚あります。
まず全ツ独特なのか、お芝居の途中であちこちで携帯の音が鳴っていて、しまいにはおとなりさんまでバイブだったけど何度もブルブル鳴っていて。「映画館だって携帯電源切るでしょっ!」と思いながらちょっとイライラモードもあり。
気を取り直して。
愛短。上手奥から登場するまさおさんを目にした時点でもうテンションおかしかったです。生真咲の中毒性やばい。かっこよい。むり。顔面も頭身もかっこよい。そして声もかっこよい。肉眼で見てもかっこよい。オペラで覗くと果てしなくかっこよい。つらい。溜息とともにむだにオペラ上げ下げする不穏なやつでした自分。
あの人と自分が同じ「ヒト科・ホモサピエンス」だということに若干...というか非常にむりがあると思います(真顔)。8頭身?いや、8.5頭身はあるな。少女マンガに出てくるおにいさんかはたまた精巧に作られたフィギュアかと見間違うわマジで。でもってそのビジュアルからあの声が発せられるわけで。
わたし、ヤラれてしまう要素の中で、
「声」
が大部分を占めてるんだな、と改めて思いました。
20年前わたしを虜にしたカリンチョさんも、あの澄んだ深く響く声・美しい歌声に堕ちたわけで。
で、ちゃぴちゃんの声もわたし大好きなんです。あのかわいらしくて、でも主張しすぎない?声。お歌も見違えるほど上手になっていてビックリしました。ロミジュリの頃から比べてもだいぶ成長しましたね。そしてまさおさんの声とも相性が良いのだと思います。聴きなじみがよい。
お芝居ラストの別れのシーンのちゃぴちゃん。
で。問題にすべきはショーです。
わたし中央通路挟んだ最前に座ったんですけど。客席降りでまさおさん、わたしの手をぎゅうってしてくれたんです。タッチじゃなくて"ぎゅう”ですよ?惰性で流れていくタッチではなく握るという行為は自身の筋肉を意識的に動かすわけです。あまりにも衝撃的で一瞬意識が飛んだわ...おかげで目の前にいたはずのまさおさんの顔ちゃんと見れなかったし。ただそのあとオペラを構えるたびに左手から香るまさおさんの残り香にいろんなものが噴き出しそうでした。一生の思い出です。ありがとうございました。
そしてすっかりお馴染みとなった客席への土産(サイン入りお菓子)はおまんじゅう(
パレードラストのご挨拶は、栃木出身麗奈ゆうちゃんということで、「いちごも餃子も好きですが、月組のこの仲間が一番大好きです。
まさおさんのご挨拶は「お楽しみいただけましたか~」の後「わたしもいちごも餃子も大好きですが、
とにかく、急遽遠征を決行して悔いはありません。自分の右手をたくさんほめてあげたいです。よくやった、我が右手!!!(キス)
そうそう、終演後会場から宇都宮駅へ向かうバスを待っているとき、「
私もこのバスについて群馬まで行ってしまいたいです。ぐすん。