愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

OGがパワフル過ぎて舞踊会前にライフを使い果たす

ルパン東宝お茶会の記事から早1ヶ月以上...風は冷たくなり木々も葉を赤らめる今日この頃。みなさまいかがお過ごしですか?(ふざけてますね)
 
いやホントにモノ書き苦手なのでなんか自身を奮い起こすことでもないとなかなか書けなくて...いつもいつも愛溢れるステキなブログを書かれている貴女方を尊敬します!(今「え?私?」と思ったそこのあなた!そうです、あなたのことですよ!!)

 
で、奮い立つことがあったので久々に書こうと思うのですが...
その久々がぜんぜんまさきさんじゃなくてスミマセン(痛っ!)(石投げないで!)
 
 
 
『DREAM, A DREAM』観て来ました!
 
 
押入れの奥を整理してたら子供の頃から最近までのいろんなおもちゃが出てきてひとつひとつのおもちゃを当時を思い出しながら懐かしむ...そんな楽しい公演でした。
 
当然私は昔の贔屓、杜けあきさん目当てなので、昨日のかりんちょが日替わり歌唱を行う日を選んで行って来たわけですが。
 
そりゃーね、あれから20年以上経ってるわけだし、ぶっちゃけ老けましたよ?
ちょっとぽっちゃりしちゃったしそりゃ世間で言うおばさまですよ?
 
でもね、私が当時萌えていた
客席への指差し・唇の閉じ方・手を前に突き出すときの仕草・両手を広げる時の指の動かし方・ターンの後のキメ顔・流し目...

どれもこれも...えぇ!もう!当時のかりんちょでしたよ!!
 
かりんちょの日替わり歌唱は「That's Life」。
ショー「ブライト・ディライト・タイム」のフィナーレ大階段で歌い上げるあの歌です。ワタクシ、かりんちょの数々ある素晴らしい歌の中でも、この「That's Life」と「朝日が昇る前に」が大好きなのですよ。で、その「That's Life」ですよ...たぶん生で聴くのはかりんちょのサヨナラショー以来だからもう23年ぶり?ってのもあって、ほぼほぼこの歌を聴くためだけと言っても過言ではないほどに期待して観にいったわけですが。
 
ところがどっこい(死語)一幕で「この恋は雲の涯まで」のフィナーレナンバー「サクラ」を歌ってくれて;;;しかもラスト少しだけどともちゃんとデュエダンまで;;;私ホントにともちゃんとのコンビが大好きでともちゃんの宝塚の娘役らしさが大好きで、それがまた!目の前で!再現されているではないか!!(死)(ご愁傷様でした)
 
そんな命尽き果てそうな中必死に生き延びた三幕。サバイバルゲームを勝ち抜いた私を待ち構えていたのは新たな死の恐怖。「花の舞拍子」攻撃!!!「春は~儚き~一夜の夢なれど~」若衆姿でだよ!!!おかげでこっちの残り少ないライフは一気にゼロだよ!!!ありがとう!!!もう思い残すことはないよ。ギャツビーの最期のように幸せな笑顔で死んでいける。
 (いやいや自分、明後日はまさきさんの日舞だよ。ここで死んだらダメなのでは)
 
ついかりんちょのことばかりになってしまいますが。印象に残った方の感想などを死の淵で書くね。
 

鳳蘭

いやあパワフル。「セ・マニフィーク」劇場が割れるかと思った。
いつまでも宝塚の男役らしさを失わないツレちゃんの宝塚愛!!!

 

初風諄 様 

この方おいくつですか?
それなりのご高齢かと思うのですが、透き通った張りのあるソプラノが綺麗。この方の現役時代の映像見てみたくなりました。ジュンコさんのベルばら家にあったはず...
 

剣幸

すっごく歌がお上手でした。現役時代も上手かったけど、これほどではなかった気が...
常に進化し続けるウタコさんに鳥肌立ちました。
 

安寿ミラ

さすがダンサー!50代とは思えない肢体の美しさ。肌に弛みなんて全くなくて筋肉が美しくついていて。ヤンさんのダンスホントにステキです。ヤンさんのダンス、私好みなんですよね(聞いてないですよね)
 

湖月わたる

まだ現役でいけそうなくらいバリバリでした。ダルマ姿まで披露してくれて眼福!わたるさん、お歌が現役時代より上手くなっている気がしました。ダイナミックなダンスも健在!
 

朝海ひかる

逆にこの方男役だったんだよね?と思うほど華奢でかわいらしい。なのに踊りだすといきなりカッコよくて...ヤンさんと似たタイプのダンスで私の好み。(だから聞いてません)
 

紫とも 様

もうね、現役のころとほとんど変わらない。細くてかわいらしくて。私ともちゃんの大きくて立ってるおみみが当時から大好きでね...今回も萌えさせていただきました。(えぇ今は小さくてまぁるいおみみに萌えまくりですが。なにか。質問ありますか。)
 
オギーの粋な計らいか、今回トップコンビで出演してるのはかりんちょ&ともちゃんだけだったのでここぞというところではコンビで使われていてね...ともちゃんのかりんちょを見る尊敬の眼差しとか、かりんちょがともちゃんを見る愛溢れる眼差しとか、もう20年前にタイムスリップしたかと思いました(涙)
 

彩乃かなみ

OG公演だけあって、全てにおいて学年が重要視されている中、みほこちゃんは前に前に出てたくさん歌を歌ってくれました。いやぁ、さすがに上手かった。耳福。
 

未沙のえる 様

ザ・コメディエンヌ。この方が登場するとパッと舞台の雰囲気が一変する。さすがです。これからもっともっと舞台で活躍して欲しい方。
 

出雲綾 様

ほんっとに、歌姫ですね!地声も高域のソプラノもほんとに美しい。もっともっとミュージカル界で活躍して欲しい。
 
 
で、ゲストで瞳子さん、モサクさん、ぶんちゃん。
瞳子さんね、なんとウタコさんと二人で並んで歌ってくれたのですよ。えぇ、ホントに姉妹のようでした...瞳子さん入団したとき「ウタコさんにそっくりな子が入ってきた」と話題になったのが懐かしい。
 
モサクさんはもう「モサク」まんまでした(笑)
あんまり当時と変わってない感じ?モサクさんは現役時代生では観てないんだけど、
ビデオでは擦り切れるほど観ているのでなんか懐かしかった。
 
他にもバックダンサーやバックコーラスでみらんちゃん、リッチー、彩海 早矢さん、美鳳あやさん、南海まりちゃんetc...なつかしの面々。
みらんちゃんは腰まである金髪のストレートを振り乱して女豹のごとく踊っていたかと思いきや、コチラに向かって指クイされて陥落寸前でした...あぶねーだろおい。
 
いやぁこんなに素晴らしい舞台を見せてもらえるとは思っていなかった。オギーありがと。
 
 
 
正直、「現役生!ほら!!この方たちを見て学びなさい!!もっとパワフルに!技術も磨きなさい!!」といいたいくらいです。
 
と同時に、この方たちが築き上げてきた伝統を今まさきさんたちが引き継いで次の世代に繋げていくのだな...とも思って、宝塚への敬意と感謝の気持ちを再確認できた公演でもありました。
 
できることならもう一回観たかったなあ。