愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

ドラゴンウィークを満喫して ◆ 月組『DRAGON NIGHT!!』雑感

月組公演 『DRAGON NIGHT!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

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昨日(2015.9.23)無事千秋楽の幕が下りました。

ほんと、嬉しかったと思う。自分の気持ちはもちろんなんだけどこのコンサートに限ってはまさきさんの気持ちを勝手に頼まれてもいないのに慮ってしまうのはなぜなんだろう。ほんといい迷惑。わたしはサトリちゃんか。...まあとにかく、まさきさん嬉しかったと思う。

 

龍真咲のやりたいこと=演出家の演出展望=ファンの見たい龍真咲

この三位一体がうまくイコールで組み合わさった最高の逸品。

 

きっと想像を絶するであろうほどの多忙を極めるトップスター陣の中でもまさきさんは比較的なんというか...悲壮感の漂わない人だと思っていて、その根底にはこのコンサートで本人も言っていた「宝塚が大好き」という思いがそうさせているんだと思っていて。ほんっとにまさきさんは未だに宝塚が大好きなんだと思う。生徒目線というのもあるだろうけどきっと昔と変わらずファン目線も現役で。だからこそ『DRAGON NIGHT!!』は生まれたんだと思う。ファンを愛し、ファンから愛される(そして演出家からも愛されるw)まさきさんならではのコンサート。

 

いっやあ~、楽しかった!!!満足!!!

 

Act1.龍JIN

物議を醸しだしたまさたまのR指定場面、初見こそ両手で目を隠して指の隙間からガン見したものですが(結局はガン見したんですね)終盤はまさきさんはなぜその動きだけはなめらかなのかそのなめらかさをダンスでは生かせないものかと考えあぐねるまでには余裕綽々でした(さらっと失礼なこと言ってますね...)。だってあの腰の動き、本当になめらかな流線形の弧を描いていてあのぷるんぷるんなヒップラインと共に大変美味しく楽しませていただいたわけであります。変態です。キリッ。

プロローグ→ロシア→イタリア→インド→ニューヨークと進むAct1.でワタシ的ツボはやっぱりニューヨークですかね...ビジュアル・お衣装、最高です。ああいうシンプルな衣装はまさきさんが着るためにあるといっても過言ではありません(過言だと思います)(ですよね)。でもほんっとにかっこいい!!!そしてその最強ビジュアルにしてニューヨークのダンスは全般的にツボです。はい、ツボ。龍真咲のアイデンティティ。これ以上は言わないけど(察して)。ほんと龍真咲さん好きです。愛おしいです。あとね、『Feeling Good』の「ぐぅぅぅーっどぅ(good)」っていう発声というか少しスモーキーな声が大好きでした。

Act1.を通してギラギラな龍真咲、ノーブルな龍真咲、セクシーな龍真咲、エキゾチックな龍真咲、現代的な龍真咲...とドラスティックでハードな龍真咲のいろんな面を見ることができてあっという間の45分でした。

 

というか、最近のダイスケのショー作品の中で一番いいと思ったんだけど...これもうちょい膨らませたら立派な本公演のショーでいけるでしょ。(ボソッ)

 

Act2.真JITSU

だよ

緑の全身タイツにシルバーきらっきらの甲羅をつけて頭に子亀乗っけてドヤ顔のまさきさん。かわいい。三十路なのにかわいい。すみれコードぎりぎりなこと言ったけどでもかわいい。PUCKな声も久しぶりでかわいい。甲羅に馴染んでる感じもかわいい。無駄に脚長いのもかわいい。かわいい言い出したらきりがないのでこの辺にしておくけどああいうのあの人大得意だよね。雲上人的トップスターという座を逆手に使って普通ならあり得ない全身タイツ身につけたり全身タイツゆえにあえてかっこいい男役キザりしてみたり、とにかく客を楽しませるのが上手い。天性のエンターテイナーだと思う。千秋楽の挨拶でも思ったけど、龍真咲には決められた演出、台詞よりもフリーダムな時間空間を与えた方がより舞台が活きるように思う。まあそれを言ったら宝塚の舞台成り立たないからアレだけど。だからこそのこのAct2.は龍真咲の龍真咲による龍真咲のためのコーナーだったと思う。

フリーダムでウィットに富んだ会話で観客を全く飽きさせない話術。最下級生に至るまでひとりひとりをクローズアップさせてツンとデレをうまく使い分けて個性をさり気なく引き出す感じとか。ほんとに上手い。いいトップさんだと思うしいいリーダーだと思う。つくづく。

Act2.の日替わりゲストと日替わりソングのまとめがあったので参考までに。

matome.naver.jp

 

Act3.HANA咲

やっぱり大好きです。“ザ・宝塚”な龍真咲。大好物。そして本人もなんだかんだ水を得た魚感で伸び伸びと歌いまくる。たまんない。宝塚に入るべくして入った龍真咲。ほんときらっきらしていて客席にいる私たちの誰よりも幸せそうな表情で歌ってる姿に(この人を好きで良かった)と思える瞬間。

私100周年イベントで軽く堕ちたんです。眞帆志ぶきさんに。トークの時はかなりのご高齢だけあって覚束なかった足元や声も一度曲が始まるとさっきの姿はどこへやら、キリッとした立ち姿でかっこよくキザりながらアマールアマール歌ってる姿がかっこよすぎて、まさかの軽堕ち。

その眞帆志ぶきさんの「ザ・スター」。羽根装飾の豪華な衣装で階段の上でピンスポ浴びながら『スター スター 気がつけば私は宝塚という夢のステージに立っていた』言うまさきさんが本当に“ザ・スター”でオーラが半端なくて、きっと眞帆志ぶきさんの現役時代もこんな感じだったのかなあと思わされる場面でした。

異論あるとは思うのですが、私の中では眞帆志ぶきさんー汀夏子さんー杜けあきさんー龍真咲さんという系譜が出来上がっています。ぎっらぎらできっらきらでくっさくさな系譜。まあ単純に私が好きな歴代ジェンヌさんというだけだけど。そう言っちゃあそれまでだけど。だから「龍さんってフェアリー系だよね」言われるのはワタシ的にはちょっと頷けなかったりもするのです。フェアリーならまあわからなくもないけど。だってフェアリーだし(言ってる意味がわかりません)。でもフェアリーじゃない。話が逸れました。すみません。

そしてミュージカル場面。まずお衣装。こういうお衣装大好き。Act1.のニューヨークのお衣装と並んで大好きなお衣装。あれだけの輝きと頭身を持っている人にはこれくらいシンプルな衣装がよく似合う。上手から小走りに出てくる瞬間その立ち姿の美しさに毎度ハッと息を飲むほどでした。

そして3曲とも本当に素晴らしかった。「ロシュフォールの恋人たち」は軽快なリズムで軽やかに歌い上げるまさきさんとアンブレラを持ってまさきさんの周りをくるくる回る娘役たちの可愛さにきゅんきゅんしたし「蜘蛛女のキス」は怪しく緩急のある高低差の激しい歌を難なく歌いこなすまさきさんの歌唱力に惚れ惚れしたし、何と言っても「僕こそミュージック」。最高でした。歌唱力とか表現力とかそんな“技”を超えた直接心に響く歌声。特に文京シビックホールの音響が素晴らしくて、この曲はほぼ目を瞑って聞き入ってました。目を瞑るとまさきさんの歌声に全身が包まれる感じで自然と涙が。まさきさんかわいいとかあざといとか受け受けしいとかビッチだとかまあ散々好きなこと言ってますが(ほんと散々ですね)、原点に戻れば私はただただ龍真咲の歌声が好きなんだということを再認識させられました。

 

 

千秋楽で「終わってほしくない」「やだ」という声に「そんな風に育てた覚えはない もう終わりなんだからちゃんと順じて」どえすな感じで客席を叱るまさきさんが最後緞帳前に出て来たときには「『終わってほしくない、とても楽しかった』お客様にそう言ってもらえることが何よりも私たちの励みになるから」みたいなことを真面目に語っていて、ほんとこういうツンとデレを絶妙に使い分けるのほんとやめて欲しいです。龍真咲沼がずぶずぶ深くなっていく一方です。心ぐわし持ってかれる。白旗。

 

 

したくてもそうできるもんじゃない贔屓のコンサート、これをリアルに体感できたことはホント後の世までの自慢です。ばあちゃんになってから孫に自慢します。「龍真咲さんのオスカルと亀、ばあちゃん生で観たんやで?」って。関西人じゃないけど。関西弁で。孫に自慢する。「え?ばあちゃんすごい!あの龍真咲さんのオスカル生で観たん?亀も???いいないいなーーーっ!ずるいずるい!!!」と全身で羨ましがられたい。人生の最期も「でもばあちゃんいい人生だったわよ。龍真咲さんのオスカルと亀、生で観れたんですもの。最高の人生だったわよ。」言われながらドヤ顔で死んでいきたい。棺桶には四切りの亀入れてね。あとトップ就任時のグラフと写真集も。それかr(後でゆっくり聞きますから今日のところはその辺で)

 

とにかく、それくらい最高のコンサートだったよ!!!!!