愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

月Pがどえす過ぎる件について

今回の月組はちゃめちゃ人事でこの本思い出して。

 

“経営戦略”的に読んだらこれおもしろいのかなー。ヅカヲタ的にはまあまあ面白かったけど、50%は知ってることだし、30%は同じこと繰り返してるし、残りの20%かな、ためになったことって。

 

宝塚の成功の秘訣を200ページ弱にわたっていろいろと書き連ねているのだけど、要は

鉄道事業始めたけど二番煎じで思うように軌道に乗らないから客呼び込むためにプールつぶして劇場にしよ?女の子たち集めてさ。で、客がひっきりなしに鉄道乗って来てくれるように作品はどんどん変えていこ?え?そんなに変えてたらコスト嵩んで赤字になる?いいんだよそもそも歌劇に利益なんて求めてないしそれは赤字じゃなくて鉄道事業における“宣伝費”だから。短期間でいろんな作品やれば客が何度も鉄道に乗ってくれるでしょ?だから脚本も演出も舞台製作も衣装も歌劇の宣伝もさ、なんなら女の子たち集めるために学校も作っちゃう?全部さ、内部で、この宝塚村で済ませちゃおうよ。小回り利いた方がいいっしょ。それで鉄道事業が儲かれば万々歳っしょ。

っていう、利益度外視の一三翁のいわば道楽的な思い付きが結果家内制手工業的な利点を生み、他に類を見ない唯一無二の劇団という付加価値も生んで結果今の宝塚の経営の基盤を作ったんだよ、って言いたいんだと思う。

 

そんなこと長々と何度も繰り返して書かんでも...と思いながら読み進める中でおもしろかったのは組プロデューサーの仕事。何となく想像はしていたものの、霧の向こうではっきりとは見えなかった“プロデューサー”という存在。歌劇団の社長が理事長なら、組の社長がプロデューサー。初舞台生に目を光らせ、音校の文化祭までをもチェックして、自組に配属させる生徒を指名制で引き抜くのも。座付演出家からあがってくる企画書に目を通し、自組でどれを公演するかを決めるのも。自分が持ち込んだ作品に組子をどう配役するか決めるのも。振り分け公演の場合の組子の振り分けを決めるのも。振り分けたそれぞれの公演の配役を決めるのも。トップスターの退団を真っ先に知るのも。もちろん演出家に相談したり、最終的には理事長の承認を取り付けたりしないといけないんだろうけど。他にもいろいろ興味深いことが書いてあった。

 

だから、今回の月組のわけわかんない公演人事決めたのはやっぱり月Pなんだよ。言ってしまえば就任時の準トップとかいうわけわかんない人事決めたのだってこいつ。「月組ってほんといつもナナメ上行く人事で飽きないよねー」他組ファンは外野からおもしろおかしく言ってますけど、これ全部月Pの仕業。そりゃ、最終的な決裁者は理事長なんだろうけどさ、組のことよく知ってるPからあーだこーだ説得されたらそうそうノーとは言わんでしょ。今の月Pは極度のどえすとしか思えん。どえすぶちかましてファンがひーひー言ってんのを高みの見物しつつ愉しんでるんだろ。まあ、話題性で興味を惹きつけてチケット売りに行こうという経営判断もあるのかもしれないけど。だとしてもファンの気持ちをないがしろにしすぎ。もっとやりかた考えろよ。

数日経ってだいぶいろいろ前向きに考えるようになってきはしたけど、基本私根に持つタイプだから。人間ちいせーから。ミジンコだから。だからってどうにもできないんだけどさ。ぐすん。すべてのマイナスをプラスに変えてしまうまさきさんの爪の垢、煎じて今すぐ飲みたいです。まさきさんの...爪の...垢...(ごくり)(なに考えてるんですか)(前にも同じこと考えてましたよね)(少しは成長してください)