愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

海外ミュージカルって

基本宝塚は演者のことをよく知っている座付演出家が演者にアテて脚本を書いて演出して欲しい。“座付”で“脚本”も“演出”も手掛ける演出家がいるのにもったいない。家内制手工業たる特性をもっと活用していこうよ。

という前提で書きますが、宝塚の海外ミュージカル大好きです。I love Musical.ドラゴンの奏でる愛の世界。客席降りで「エリザベート」吐息交じりに言いながらみやちゃんいつも客席釣ってたよね...間近であれやられたらひとたまりもないわ...お気の毒に...ご愁傷様...と釣られた人憐れみながら遠目で見てたっけ。『DRAGON NIGHT!!』楽しかったなあ...

スミマセンいつもの如く脱線しました。

 

タカニュの「宝塚スタディ」だっけ?チャルさんが司会してた番組で身につけた浅い知識をここぞとばかりにひけらかすけど『オクラホマ!』だよね。宝塚が初めて上演した海外ミュージカル。その後再演してるけど残念ながら観てない。『回転木馬』は昔ちらっと映像見たことがある記憶。全部じゃなくてダイジェスト的な。ジュンコさん(汀夏子)が出てたやつ。あと好きだったのは『レッドヘッド』。かりんちょ(杜けあき)とやっちゃん(神奈美帆)のドタバタサスペンスコメディ的なの。やっちゃんめっちゃ可愛かった。『CAN-CAN』は文字通りカンカン踊る場面が華やかで色彩鮮やかな楽しいミュージカルだった。ノンちゃん(久世星佳)のトップお披露目で蘭寿さん壮さんあひさんとよこさららんまひるな82期の初舞台。最近再演したものでは『エリザベート』『ME AND MY GIRL』『ファントム』『TOP HAT』『Ernest in Love』『ガイズ&ドールズ』etc。あ、忘れてはいけない『1789』も!!!(再演ではないが)

海外ミュージカルの何がいいって、楽曲。私にとっては。ストーリーはいまいちでも楽曲だけで楽しめる。極端に言ってしまえば。その最たる例が『エリザベート』。何度も観てるけど一向にストーリーには興味がない。共感できない。でもあの楽曲が聴きたくてそのためだけに通う。輸入するモノは基本何度も再演されているようなヒットした作品だから当然なんだろうけど展開に破綻もないしその世界にスーッと引き込んでくれる感じがなんとも好きで。頭を使わずに目と耳で楽しめる。「さあ観るぞ!」って気負わなくていい感じ。「さあ楽しむぞ!」な感じかな。

ただ、小難しい権利関係が邪魔をしてなかなか映像に残らない。これ何とかならんのかなー。今回の『ガイズ-』だってそうでしょ。CDは出ても映像は販売されない。過去の作品もいくつかあるよね、映像に残らなかった作品が。ファンにとっては悲しい。まあ何とかならんから何ともならんのだろうけど(わかりづらいです)。

まさきさんも演りたいといっていた『モーツァルト!』。もうまさきさんでは観れないのかなー。主演男性だしね。退団後に外部でこの作品の主演を張るとは考えにくい。あたりまえだけど。『DRAGON NIGHT!!』の「僕こそミュージック」最高だったなあ。映像にちゃんと入れてくれてるかなあ...差し替えとかやめてよほんと。

 

そんな中で退団後ぜひまさきさんに主演していただきたい作品があるのです。

風と共に去りぬ

轟さんバトラー相手に演ったスカーレット。本当に可愛くて勝気でちょっとおバカででも生命力に溢れた魅力あるスカーレットを演じてて大好きだった。これをね。退団後にもう一度演って欲しい。いや、間違っても植田版ではないよ。そこはもう勘弁。

Wind with the Gone

Wind with the Gone

 

宝塚では『ロミオとジュリエット』でお馴染みジェラール・プレスギュルビックさんの作品。フレンチミュージカル。なんとスカーレットはギュル氏の娘さんが演じているとか。韓国ではコレ、上演したみたいですね。きっと今ごろ日本の関係各位が裏でごちゃごちゃやってるんでしょ?1年後?もしくは2年後?に宝塚を退団する龍真咲の退団後初主演作として日本初上陸お膳立てしてくれてるんでしょ?知ってるよ?知ってるけど知らないフリしておいてあげるね。私これでもオトナだから。もう今から話進んでるのに退団発表の記者会見では「退団後のご予定は?」「まだ何も考えていません」っていう決まりきった台詞言うんでしょ?いいよ信じたフリしてあげる。裏ではスカーレットの衣装合わせとかポスター撮りとかしちゃってるんだろうけど全部知らないフリしてあげる。私オトナだから。だからちゃんと進めてね、関係各位のみなさま。

 

ただね...きっとバトラー演じる役者さんが男性になるわけで。あたりまえか。外部だもんね。そこがちょっとフクザツ。轟さん特別出演してくれ(ません)。