愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

綾瀬あきなの可愛さに気づく2015・秋 ◆ 宙組『シトラスの風Ⅲ』雑感

宙組全国ツアーシトラスの風Ⅲ』“Ⅲ”にして初めて生で観ました。

 

岡田先生の「ロマンチック・レビュー」シリーズです。

“レビュー”と“ショー”の違いって実に曖昧だしおそらくはっきりとした定義もなさそうだけど(あったら教えてください)なんとなーく、私が思うに「レビューは古典的な美をある程度決まった形式の元に表現するもの、ショーは現代的な魅力を自由に表現するもの」なのかなと思いながら観てます。レビューはシルクハットにステッキ、ショーはTシャツにGパン、至極極端に言えばそんなイメージ。これ全くの私感なのでクレームは受け付けていません。そんな中で岡田先生の「ロマンチック・レビュー」ですよ。ロマンチックなレビューなんですよ。言い直しただけですが。『Amourそれは...』を最後に現在18作を生み出されているそうです。

余談ですがTVディレクターの息子さんが父・岡田敬二について語っているブログがあるので僭越ながら紹介など(軽々しくこんなこと語っちゃって大丈夫?とは思いながら)。

rokada.exblog.jp

 

はい。『シトラスの風Ⅲ』に戻ります。

幕開きのいかにもシトラスっぽい色調のお衣装で板付きで登場するシーン。いきなり華やかで一気に世界に引き込まれす。こういうの、全ツでは大事だよね。「わあー、すごーい」みたいなわくわく感を持たせるの。和物のチョンパには適わないけどとても綺麗で目を引く幕開き。そこから一場面一場面全く違う色で飽きることなく見せてくれる。

そんな中やっぱり印象に残ったのはみりおんのオペラの場面。みりおんもやっと娘1として使われるようになって...お母さん嬉しい。つい1年前までは得意分野の歌でさえ碌に歌わせてもらえず埋もれてたみりおん。宙Pはなにを考えてたんでしょうね当時。そんなみりおんの素晴らしい歌唱を思う存分堪能できる。高音が気持ちよく響くのももちろんなんだけど何が良かったってみりおんの巻き舌!!!要所要所に出てくるみりおんの巻き舌たまらんかった。みりおんに怒られたい。「ごるrrrrrrrrrrrrぁあああああっ!」ってはたき持って追いかけられたい。それくらいには(どれくらいだよ)高音の美しさと巻き舌の力強さが相まってとても素晴らしい歌唱でした。これは誇らしい。初めて宝塚を観るお客様各位にも胸を張って自慢できる。

で、そのオペラの場面、ストーリー仕立てになっているんだけど。ここですっしーさんにモノ申したい。組長のくせしてみりおんの相手役然として0番で踊るすっしーさん。色気むんむんでみりおん食われるかと思った。すっしーさんたまらん。組長のくせしてどんどん0番でもなんでも立ってください!!!なんなら途中で上着脱いでシャツ1枚で出てきてフェロモン撒き散らしてましたけどあの組長。みりおんをまぁさまに取られて手袋投げる(決闘を申し込む)すっしーさん。やだわたしもまぁさまとすっしーさんに取り合いされたい。「けんかをやめてーふたりをとめてー私のために争わないでーもうこれ以上」とか歌いたい(ありえませんからね)(妄想癖も大概にしてください)。

 

そして。何と言っても語るに外せない。

「明日へのエナジー」

なんか、組を象徴するショー、そして場面があるっていいですよね。こんなにはっきりとあるのって宙組だけでしょ。月も『Heat on Beat!』とかあさこさん・きりやん・まさきさんで三代続けて演ってはいるけどじゃああれが月組を象徴する作品かと聞かれたらちょっと説得力に欠ける。組の発足時のショーってことが大きいのかな。歴史の浅さが逆に功を奏した。しかもシンプルな舞台セットに黒い長ラン。そんな中全員で歌い上げる印象的な曲。宙担でもなく特に思い入れのない私でも明日エナは鳥肌が立った。岡田先生の訳詞も素晴らしい。若者たちがさまざまな命を受け継いで明日への希望と夢を信じて羽ばたいていく。そんな歌詞。きっと宙組発足に際し岡田先生がこれからの宙組に贈った詞なんだろうなと。そんなこと思いながらちょっと泣いた。

 

だけどね。
フィナーレ、トップコンビのデュエダンが。

なかった。

最近どうしたんだろ。雪組の『ラ』も(トップコンビの)デュエダンと呼ぶには程遠い感じだったし今回はとうとうまぁみりがフィナーレでデュエダン踊らない。新世紀になって新しい挑戦をしてもらうのはいい。どんどん新しい風を取り入れていって欲しい。でも最低限守るべきものってあるでしょ。ショーで言えばロケット、パレードの大羽根、そしてトップコンビのデュエットダンス。こういう宝塚ならでは、宝塚でしか見れないものは大事にしてくれないと。困る。

とか憤慨しながらもトップコンビが同じ舞台に立ってるだけでもまあ有難いか...と月担あるある。月担拗ねる。相変わらず拗ねる。(根深いですね)

 

そして。これは言いたい。今回の収穫。

エビちゃん(綾瀬あきな)がめたくそ可愛かった!!!

メラコリのレジーナからもう可愛くてなんなら私がパトロンになりたいくらい。

言っちゃ悪いけど(なら言うなと言われそうだけど)素のエビちゃんってかなり地味じゃないですか。タカニュのMCしてる時もこの子は本当にタカラジェンヌなんだろうかと疑いたくなるほどの地味さで。でも舞台に立つとすっごい可愛い。なんで今まで気がつかなかったんだろ。ショーでもドレス着ればおにんぎょさんみたいだし明日エナでは長ラン着てスパイラルパーマポニテにしてガンガン踊ってて。もうエビちゃんに釘づけ。かわいいよエビちゃんかわいい。お持ち帰りしたい。なんでエビちゃんなの。酷い。私海老食べれないのに(意味不明な言いがかりはやめてください)。

 

『メランコリック・ジゴロ』の感想はコチラ。

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