愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

まさちゃぴ記念日

まさきさんが 優しく「ちゃぴ」と 呼んだから
9月4日は まさちゃぴ記念日

 

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昇華されました。わたしのすべてが。きっとふたりの間にはわたしたち凡百には到底判り得ない“なにか”があったのかも知れない。だけどそれをすべて洗い流すくらいの愛のある「ちゃぴ」だった。ちゃぴを呼び「今までありがとう」と感謝を伝え、そしてたまきを呼んでエールを送り「ふたりをよろしく」としっかりとバトンを繋ぐ。

もうすっかり諦めてた。今度こそ、今度こそ、と思ってずっと肩透かしをくらってきたから。だからもうこれ以上凹みたくなくてすっかり諦めていた。考えないようにしてた。なのにもう最後の最後、ここにきてメガトン級のツンデレ発揮とかほんと勘弁して欲しい。ほんと龍真咲最高かよ。

前日から雨予報だった天気だって龍真咲を前にしてはひれ伏す。天地神明が龍真咲に味方する。そんな一日だった。もう(今日が終わったら喉なんて潰れても構わない。死んでも構わない)くらいの気概で芝居もショーも文字通り全身全霊で演じてて。最高だった。この日のこの公演が約一年後にCSで放送されるなんて・・・DVDではなくCSでよかった。コアなまさおファン、月組ファン以外も見るでしょ。トップ退団公演の千秋楽だし。食わず嫌いのまさおアンチにもぜひ見ていただきたい。見てからさんざん後悔すればいい(性格)。もうこの世に“月組トップスター龍真咲”は存在しないんだから。

ムラでの本調子ではなかった歌声を取り戻すかのように朗々と歌声を響かせるサヨナラショーの歌唱。何度も上がるカテコと鳴り止まない拍手。そして優しく「ちゃぴ」と呼ぶまさきさん。溢れんばかりの感情に蓋をするちゃぴこのその頑丈な蓋をなんとか開けさせようと朝からがんばったまさきさん。てか朝から何をどう頑張ったんですかまさきさん。そこのところをぜひ詳しくお願いしたい。朝から意味もなくちゃぴの周りをうろうろしたのか無駄にちゃぴに熱い視線を送ったのかそれともちゃぴを優しく抱きしめたのか(想像しながら狼狽)。ほんとここんとこラストデイDVDに収録してくれないと困りますし怒りますよTCAさんわかってますよね(脅迫)。

さすがの私もまさきさんが上手袖を見て「ちゃぴ」の言葉を発した瞬間決壊しました。なんでここにきて?今?もう諦めてたんだよ?それこそ大好きだったまさちゃぴはもう私の胸の中にしまってきっちり蓋をしたというのに。私の蓋までずらしやがるまさきさんほんとけしからん。でもちゃぴも嬉しかったよね。どれだけ貫禄がついてきてもまさきさんの前ではいつでもいつまでも可愛らしいちゃぴが見れて私も嬉しかった。

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退団のご挨拶も、カテコでのご挨拶も、あまりに尊すぎてわたしの頭では覚えられなかったのですが(言い訳)あの人は笑いに走る裏でほんとにいいこと言います。ただ表にはその笑いの部分ばかりが強調されがちだけど。トップスターだけに許される別の衣装をあえて着ず、「これを着て挨拶するのが夢だった」と言わしめるまさきさんの紋付き袴姿はほんと最高でした。100周年のクルックさんのお衣装よりも、男役の制服黒燕尾よりも、黒の紋付きに緑の袴で最高の笑顔を見せてくれるまさきさんがいちばんまさきさんらしくて大好きです。退団して私が一番悲しいのはこの黒紋付きに緑の袴を着た凛々しい姿と大羽根を背負ったきらっきらの姿を絶対に見れないこと。男役が見れない、黒燕尾姿が見れないことももちろん淋しいけど特にこのふたつは心にずっしりときます。

トップスターとして、タカラジェンヌとしてのすべての責務を終え、それらの看板をおろしたまさきさんの「今日はとってもいい日でした!」晴れやかな清々しい笑顔に泣きました。本当に、本当に、とってもいい日だった。

 

そして翌5日の10時には公式ホームページからまさきさんの姿が消えました。そのあとに見たウィキペディアでは「“元”宝塚歌劇団月組トップスター」になっていました。時は残酷に経過していくもの。わかっちゃいるけどやっぱり凹んで。仕事が忙しくてよかった。あまり考える間もなく仕事に追われて仕事に救われた一日。儂はいささか疲れ果てました。

 

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なんなん。翌日。9月6日。ちょっと待ってわたしの狭っくるしいキャパには抱えきれないほどの情報の海。もうちょっとおセンチに浸らせて欲しかったわ。「まさきさん...次はいつ会えるの...ぐすん」って泣いていたかったのに。酷い。まさきさん酷い。エリザガラコン出演情報とほぼ同時に飛び込んできたインスタはじめました案件。まさきさんの尋常ならぬかわいさもだけど「龍真咲。本物です。お願いします😊」のプロフィール。あれなんなん!!?!(怒)かわいすぎてもうそのあと仕事にならないし電車でも思い出してにやにやしてしまうしなぜかまさきさんシシィだしトートに「わたし死んでも死なへんで」とか言っちゃいそうだしでもう溢れんばかりの感情の蓋がすっかり壊れてしまったんですけど!?!!(土下座)。

なんかもう、なんなら現役時代より愛おしいこの感情はどうしたらいいんだろう。今まではそれでも「宝塚の男役」龍真咲が好きって免罪符的な枕詞があったけど、これからはただのおねーさんな龍真咲を愛でていくってどうなんだろう。ただのおねーさんの写真眺めてでれでれしたり頬ずりしたり舐めまわしたりするのはどうなんですかね?まあやりますけどね???(逆ギレ)(安定)

 

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