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愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

赤川作品ってやっぱりこうなるのねー ◆ '84・花組『名探偵はひとりぼっち』

『名探偵はひとりぼっち』
宝塚大劇場 1984年8月10日~9月18日東京宝塚劇場 1984年12月2日~12月27日
脚本・演出/大関弘政
主演/高汐巴・若葉ひろみ

 

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ここまで古いとポスター画像見つけられなかったわ。公式の公演バックナンバー、今は1999年以降しか掲載してないけどもっと昔のものまで網羅していただきたいです劇団広報さんよろしくおねがいします。

しかしすごいなーこれ。よく言えば古き良き昔の宝塚だけど悪く言っちゃえば学芸会だな...。高汐巴・若葉ひろみ・大浦みずきっていうオーラと美と色気のせっかくの競演なのにこれでいいのか...いや、これだからあえてよいのか...混乱してくるwa...

赤川次郎作品は昔何作か文庫で読んだことはあるしドラマ化されたりしてもだいたい軽ーい作りになるから作品色を活かすならこんな感じになっちゃうのかもしれないけどこの学芸会的な演出が赤川作品に寄せているのかそれとも演出家的所以なのか。でも大関先生って『誇り高き愛の詩』書いた演出家よね...ってもむかーし劇団映像かなんかを一度観たことがあるんだかないんだかかりんちょの甘い歌声だけ脳裏にはっきりと残ってるのは他にCDとかで歌っていたからなのか...くらいには全く記憶がない。

 

赤川次郎作の同題名の小説を、1920年頃のニューヨークに置き換えて繰り広げるミステリー・ロマン。'84年花組宝塚大劇場。脚本・演出は大関弘政。高汐巴、若葉ひろみ、大浦みずき 他。大学生デイビッド(高汐)はひょんなことから、行きがかり上、ナタリーという少女と駆け落ちをすることになった。ナタリーは彼がでっち上げた架空の人物なのだが、見送りに来た級友たちと駅についた彼の前にナタリーと名乗る美少女(若葉)が現れる。彼女は父親の印刷工場で従兄弟がいたずら半分に偽札を作った為に、それに目をつけたギャングに従兄弟や父親共々追われていたのだ。父親が誘拐され、デイビッドとナタリーは対抗派のギャング一味に、偽札を渡すからと父親の救助を依頼する。デイビッドはギャングの幹部のトム(大浦)と共に救出に向かうのだが…。

っていうあらすじです。

まずただの大学生が銃持ってギャングの抗争を先導してる時点でいろいろアレだけどまあ女子高生が機関銃もって「カ・イ・カ・ン」言っちゃう赤川作品だからそこは考えないことにしました。

ペイさんの大人びた雰囲気的に制服着た学生姿にちょっと無理がありつつもコミカルでおもしろかったしまったく似合っていない(という演出だけど)女装がここまで女装感あるとむしろかわいかったです。そして若葉ひろみさんの美しさな...美しくてかわいらしくて色気があって入団当時はこの人男役だったんでしょ?そんなんまったく想像できないくらいには娘役でした。芝居はまあ...ちょっと棒だったけど...(ボソッ)

そしてナツメさん。ナツメさんはギリ生で観ていたトップさんなのでだからってわけじゃないけどやっぱりかっこいいわー。元医者のインテリギャングを演じていてスーツにハット姿がもうほんとうにイケでした。

 

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わたしが夢中だった90年代前半はまだスカステなんてなくて、宝塚といえばNHKでたまーに放送される舞台中継か関西組のヅカ友からせっせと焼いて送ってもらう「花の指定席」(VHS)が唯一自宅で楽しむ宝塚でした。だからこのロゴ?字体を見るだけで阪急百貨店とか宝塚ファミリーランドのCMを思い出します。ホワイトタイガー推しだったよねファミリーランド。でもスカステが始まってからは逆にNHK放送減ってしまったのはよろしくないです。やっぱり民放で誰でも観られる宝塚であり続けて欲しいです。かりんちょだってNHKのベルばら中継を観て受験を決めてくれたんだよ?まあアイドルオーデイションに落とされたからってものあるけど、ってのは今は余談です。

 

まあ、今これは大劇場ではやらないってかできないだろうなー。せいぜい別箱レベルの作品でした。でもこの時代ってこんな感じの作品結構あったから時代なのかしらやっぱり。