愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

龍真咲さんの人生がまさに挑戦と夢と希望のパレードでしたー!

おまえいったい真咲さんのなんなんだよ!?!!?と自分に問いただしたいくらいにはすっごい緊張しておりました。わたしが。先にセトリもらっていたのでまさきさんの出てくるタイミングがわかっちゃってるってのもさらに緊張を増幅させにきた要因なんだけどほんと口から飛び出しちゃった心臓をなんとか直マッサージして落ち着かせながらもわたしはもうこの鼓動の激しさで死んでしまうんじゃないかくらいには際限まで緊張しました。なぜ金払って客席座ってまでこんな思いしなきゃならんのかほんとまさきちゃん...勘弁してくれよ...(大いなる冤罪)

 

『ソング&ダンス・オブ・ブロードウェイ』@東急シアターオーブ

f:id:whea-t:20171010113818j:plainまさきさんの歌はだいすきだしすっごく上手いとも思うんだけどそれは宝塚という井の中での話であって、大海に出てしまってはまさきさんなんてちっぽけなものだってことはちゃんとわかっていたつもりなんだけどでも今回はそれを目の前で見える(聞こえる)形としてまざまざと見せつけられた感満載の、なんというか試合開始即K.O.的な舞台ではありました正直なところ。ただ、真咲さんのいいところは、自身を過大評価することなく現時点での自身のスキルがきちんと見えていて、そして別次元と言っても過言ではない本場ブロードウェイシンガーとの実力の差を隠すことなくきちんと認めた上でそんな異次元の舞台に真っ向から立ち向かっていく勇気があるっていうところなんだよなーと思うにつけ、まさに今まさきさんは挑戦と夢と希望のパレードの真っ最中なんだなーと思うとそんなまさきさんに最大限のエールを贈りたくなるしいつでも前を向いて突き進むまさきさんがやっぱりだいすきー!!!ってなりました(安定)。しかし生で聴いた本場ミュージカルスターの歌はほんと凄まじかった...いったいあの方たちの喉はどんな構造になっているのかスキャンして研究して論文にまとめてまさきさんに送りつけたいです(迷惑千万)。

 

わたしにとっては宝塚100周年の時のOG公演『Dream, a Dream』以来のシアターオーブでした。まさきさんの舞い降りた街だしこれからは好いていかねばならないと思いつつもどうしても渋谷と言う街がちょっと苦手でアウェー感満載な感じは否めなかったんだけど、劇場に入ってしまえばこっちのもんで(どっちだよ)今回かなり前方席のしかも上手側に座らせてもらったので二幕上手から登場して上手寄りの立ち位置でご挨拶したまさきさんがあまりにも目の前であまりにもかわいくて異様にかわいくてほんとうにかわいくて凄まじくかわいくて(しつこい)震えました。ロングドレスの裾の方が黒いレースになっていて、後ろには膝の位置までスリットが入っていたおかげでまさきちゃんの脚チラリズム的に拝み放題だったしなによりまさきちゃんのほっそいアキレス腱と足の甲の骨みまでが拝み放題で最が高過ぎて最高なやつでした。しっかし、1か月もNYC行ってたくせに、「Masaki Ryu!」と華々しく紹介されて登場したまさきちゃんの、出てきたはいいけど外国人相手に何も言えずに手持無沙汰に立ち尽くすその姿がおいてけぼりのかわいそ感満載でこれまたむっちゃかわいいやつでした...ほんとかわいいのおばけかよ。

そんな龍真咲さんのゲスト歌唱は2曲、まずはEric Kunzeさんとのデュエットで『Tonight』。まさきさん比ではすっごい良い歌唱だったし高音も綺麗に出ていたけど、やっぱり今回のこの舞台においてはひよっこ感否めませんでした。でも『ニノさん』でオペラ歌手の中丸さんがおっしゃっていた小さくて透明でクリアなピアニッシモボイスは拙いながらもうまく出ていたようにも思えて、まだまだだけどでもこれからが楽しみな、そんな歌唱でした。

そして2曲目、ソロで歌った『Journey to the Past』。これは正直言っちゃえばイマイチでした(私感だし厳しめです)。だいぶ緊張が抜けたからなのか、はたまたさいきんのポップス歌唱が抜けきっていないのか、すっかりSilly Gameみが出てしまっていて、わたし的には課題感満載な歌唱に思えました。音楽のTPOじゃないけど、それぞれの歌唱をうまく歌い分けてくれるようになってくれるといいなーというハードル高め(でもないか?)な期待を込めてここはちょっと辛めな評価にしておきます。でもそもそもこんな桁外れなレベルのキャスト陣相手に真っ向から挑みにいったその姿勢は至極あっぱれだと思うしほんとうにたいへんよくがんばりました。果敢に何にでもチャレンジするまさきちゃんにはおっきなはなまるをあげたいと思います(親ばか) 

そして二幕後半で披露された本家本元の『Defying Gravity』。まさきさんが『MUSE』で、そして『L.O.T.C 2017コンサート』で歌ったウィキッドの『自由をもとめて(邦題)』、これが本当に素晴らしかった。まさきさんも出待ちの場で「ほんもののウィキッド凄かったよねー!」ともはやこちら側の人になりきって感嘆していたくらい本当に素晴らしい歌唱で身が総毛立つくらいの貴重な経験でした。

 

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しっかし出待ちと言えばまさきちゃんほんっとにかわいかったんですけど???!?!?!??ちっちゃいしでっかいしほっそいしむにむにだしいい匂いするしでなんだか言ってることむちゃくちゃだけどでも本当に目の前にいた龍真咲ちゃんは同じ人類とは思えないほどかわいかった...もう何年もまさきさんのファンしているのに、この人のかわいさにはいっこうに慣れることがないのはどうしてなんだろうかと毎度悩むんだけどどれだけ悩んでも答えは出ないのでもう諦めますね(諦めが早い)。そしてこっちは押すな触るなと散々事前に注意され(言われなくても触らない...ってか触れませんけど!?)と思いながらまさきちゃんをお迎えしてるってのに当の本人はもうファンを信用し過ぎでしょってくらいには集合写真も自らぐいぐいファンの中に押し入ってきて無防備極まりないさいっこうな笑顔で話しかけてくるのとかほんと大概にして欲しいです...あのくりっくりの目でにこぉって笑われた日には...なんだよ...好きになっちゃうじゃんかよ...(※ツッコミ不要です)

そんな「HOME*1」会員が思いの外たくさん集まった劇場のロビーを会員然として普通に違和感なくうろついているダイスケ*2がもはや生温く見守ろう...と思ったくらいにはガチ感溢れててさすがすぎました。宙組にかこつけて遠征してきたんだね...なんかよくわからないけどいろいろがんばれ、ダイスケ。

 

10月9日セットリスト

ACT1

 Waving Through A Window - 『ディア・エヴァン・ハンセン』
 New York, New York - 『オン・ザ・タウン』
 On Broadway - 『スモーキー・ジョーズ・カフェ』
 Big Spender - 『スウィート・チャリティ
 Don't Stop Believin - 『ロック・オブ・エイジズ
 Anything Goes - 『エニシング・ゴーズ』
 Ease on Down The Road - 『ウィズ』
 Beyond The Sea - 『コンタクト』
 El Tango de Roxanne - 『ムーラン・ルージュ
 I Will Always Love You - 『ボディ・ガード』
 Bye Bye Blackbird - 『フォッシー』
 Steal Your Rock'n'Roll - 『メンフィス』
 Lullaby of Broadway - 『42ndストリート』

ACT2

 It  Don't Mean a Thing - 『スウィング!』
 Too Much in Love to Care - 『サンセット大通り』
 Nichts, Nichts, Gar Nichts - 『エリザベート
 Tonight - 『ウエスト・サイド・ストーリー』
 Journey to the Past - 『アナスタシア』
 Standard Time - 『スタンダード・タイム』
 Why God, Why - 『ミス・サイゴン
 Cabaret - 『キャバレー』
 Stars - 『レ・ミゼラブル
 Defying Gravity - 『ウィキッド
 Time of My Life - 『ダーティ・ダンシング

Encore

 Burning Love - 『All Shook Up』
 Conga - 『On Your Feet!』

 

 

*1:真咲さんの公式FC

*2:宝塚歌劇団演出家・藤井大介先生