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愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

黄泉のストーカー ◆ 花組「エリザベート」雑感

花組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

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花組エリザベート」大盛況ですね。ムラも東宝もチケットは瞬殺で売買サイトではB席が万単位で取引される地獄絵図(言い方)。


ええ、定価で (なぜ勝ち誇る)観てきました。


そりゃ待ちに待った明日海りおのお披露目公演だし。そして長年トップ娘役を勤め上げた蘭乃はなのサヨナラ公演だし。5年ぶりの大人気演目だし人気スターの 組替えもあるし。これだけチケ難フラグ立ってりゃそりゃチケット売れますわ...



えっと、ここからは忌憚ないただしあくまでも個人的な感想です。「私褒めて伸びるタイプなの。だから批評は読みたくないわ。」という方はどうかこのまま画面を閉じてください。後にも先にも観れたのは一回こっきりです。なのでとても偏った感想であることも言い訳しておきます。



まず、観終わって思ったこと。響かなかった...これに尽きます。

私、宝塚版エリザベートを生で観るのは今回が初めてです。東宝版は観たんだけど宝塚版は初演雪組から前回の月組まではすべて映像でしか観ていません。なのでぜひとも生で観てみたかった演目。映像でしか観ていなかったあんなシーンやこんな楽曲が生で感じられる。すっごい期待してしまったこともあると思う。

なんか、観てる間は「さすが明日海氏ビジュアルは神だ」とか「蘭ちゃんこれで退団か...やっぱ退団オーラってあるのね」とか「あれ?だいもんのボーダーシャツ、ムラ初日のころと変わった?」とかストーリーに入り込めなくて一歩引いて観ていた感。


▼黄泉の帝王トート by 明日海りお

「黄泉の帝王」ではなく「恋に一途なストーカー青年」でした。“死”という絶対的かつ圧倒的な存在感があまり感じられなかった。だけど本当にビジュアルは神。あの顔面をしたら他の些細なことなどどうでもよくなるくらいの説得力。有難いことにかなり前方席で観させていただいたので明日海トートが銀橋に来るたびになんというか3Dの映像を観ているような感覚?ホントあの方の二次元っぷりたるやちょっとおかしいですよね...(震)


エリザベート(シシィ) by 蘭乃はな

「はねっかえりの自由人、されど一国を揺るがすほどの威厳に満ちた皇后」少し蘭ちゃんには力不足だったような。でも退団オーラなのか娘役の集大成見せてやるわ!くらいの気概と熱意を感じたし歌も本人比だけどとても頑張ってていい意味で期待を裏切ってくれました。彼女の今後に幸あれ!!!(まだ早い)


▼暗殺者ルキーニ by 望海風斗

“死”の象徴であるトートに操られて皇后を暗殺する...そこまでに彼を至らしめるほどの「狂気」は感じられなかった...わたし的には残念。でもだいもんのルキーニは色っぽくて美しかった。顔芸はちょっと怖かったけど。 神奈川県出身89期望海風斗(なぜそこに枕詞)に黒塗りさせたら怖いものはない。歌は言うまでもなく文句ないしアドリブも頑張ってました。


▼皇帝フランツ by 北翔海莉

そんな中、とても心動かされたのは北翔さん演じるフランツでした。一国の皇帝ではあるけれど母親にも妻にも逆らえないへタレで優柔不断な感じがとてもよく出ていて、だけど息子を深く愛するひとりの父親という側面も垣間見れてとても良かったと思います。歌は今さらワタクシなんぞのコメントが必要でしょうか(反語)。いや本当に素晴らしい歌声でした。個人的にですが北翔さんは声量ある歌い上げる歌よりもしっとりと静かに歌う方がより心に響くようで「夜のボート」は聞き惚れました...(うっとり)。



でもまあ主要キャストの歌に破綻はないし明日海トートの神々しすぎるビジュアルの美しさは宝塚の“宝”だなあとつくづく思ったしうっとりと聞き惚れるほどの美しい楽曲の数々を堪能できたし???まあ...


観て良かったです(ここまで言いたいこと言ったくせにwww)



まだまだ千秋楽まで日があるしこれからどんどん見応えのある素晴らしい舞台に進化していくんだろうなという期待を込めて一個人のくだらない飯の種にもならない感想でした。


あとすっごい個人的にはがりんちゃんのマダム・ヴォルフがめっちゃ良かったのと組替えになる真彩希帆ちゃんをめっさ探してひとり(かわいいなくっそ...)と萌えてましたです、はい。