愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

龍真咲というタカラジェンヌを愛して

あれから未だにいろんな思いが交錯していて。

 
月曜日---大劇場公演千秋楽
火曜日---退団発表
水曜日---退団記者会見
木曜日---退団記者会見映像と『Voice』画像
金曜日---まさきさん生誕祭(←今ココ)
 
そして明日、明後日はタカスペ。
 
この一週間であまりにもいろんなことがあり過ぎて頭と心が追いついてないのかも。
 
口では「充分満足、すっきり」言ってるもののふとした時に胸がチクンと痛む瞬間があって。その「チクン」に合わせて言われようもない虚無感に襲われて不安で怖くて泣きたくなる自分がいて。
 
退団後も公に活動してくれてあたりまえ、今までと変わらず私たちの前にその姿を見せてくれるのがあたりまえ。特に贔屓がトップスターだとそう思いがちで。もちろん今まで退団していったほとんどのトップさんたちはたとえ細々とではあっても公に姿を見せてくれているけど。一方ですぐに家庭に入っちゃって公に顔を見せてくれなくなっちゃうトップさんだっている。当時のマリコさんやノルさんのように。
 
 
まさきさんがそうならないと言い切れる?
 
 
会見では冗談かのように言っていた「結婚準備」宣言。
まさきさんに限ってはあながち冗談ではないような気がしていて。
 
まさきさんが結婚することには何の違和感も抵抗もない。
そしてまさきさんにそっくりな小さくて可愛い天使がこの世に誕生するかもしれないこともなんなら楽しみだったりする。
 
でもそれはインターバルを挟むにしても、細々とでも、私たちに“龍真咲”を見せ続けてくれる前提でのこと。
 
 
心配無用。
考えるだけ無駄。
まさきさんに限って。
 
 
かも知れないけど、先のことはわからないでしょ。
 
 
そう思うと「宝塚歌劇団」ってありがたい場所だったんだなってすごく思います。毎年定期的に公演を行ってくれて、公演期間外でもCSや雑誌で贔屓の姿を確認できた。「次いつまさきさんに会えるんだろう」っていう不安が全くなかった。会えない時間を淋しく思うことはあっても淋しさを我慢する期間が明確だった。
 
それって、まさきさんはもちろんだけどファンであるわたしたちもすっごく守られてたってこと。今日お腹が空いていても明日の食糧が当然確保されているかのように。
 
 
それが来年の9月4日を最後になくなってしまうんだな...
 
なんかそんなことをふと考えてしまって。チクン。
 
 
男役が観れなくなることも、
大階段で大羽根背負って輝いている姿を観れなくなることも、
ちゃぴとの絡みに一喜一憂できなくなることも、やっぱりもちろん淋しい。
 
でもそんな絶対的なことよりもまさきさんに会えなくなるかもしれない確率の低い不安の方がずっと重くのしかかっていて。
 
胸の奥の方にある正直で小さな痛み。
 
 
 
 
でも。
 
でもやっぱり幸せだったなー。
こんなに“もってる”人、早々いないもん。
 
音校受験に合格する確率 20分の1
タカラジェンヌのうちトップスターになる確率 30分の1
 
ここまでで既に600人にひとりの確率。
 
この600分の1に勝ち抜いてなお、99周年の幕開き(『ベルサイユのばら』)で主演を張り、100周年記念公演(『宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA花詩集100!!』)の座長を務め、101周年の最後の公演(『舞音/GOLDEN JAZZ』)で大劇場を閉める。
 
こんなタイミングで就任し、ここまでの重責を果たすトップスターになる確率 60分の1
 
だよ!?!!
 
36,000人にひとりのラッキーガール。
 
 
そして、忘れてはいけない。
 
こんなタイミングでこんなラッキーガールを贔屓に出来る確率も36,000分の1。私たちだって36,000人にひとりのラッキーガールなんです(まあ私はガールって歳でもないですが)。
 
 
そう思うとやっぱり幸せだったなーって心から思う。
20年振りに龍真咲というタカラジェンヌを好きになり、一筋で応援してこれたこと。
本当に本当に本当に、幸せ。
 
 
この気持ちも嘘じゃない。
 
 
 
 
 
龍真咲
 
すっごい名前だと思いませんか?
 
 
「龍」「真」「咲」
 
華やかで個性的で美しくて、そして濃い(笑)
こんな名前を背負えるの、まさきさんくらいしかいないよ。
 
だからこの名前はこれからも絶対に降ろしてほしくない---。
 
 
「いつだって私はみなさんの傍にいます。」
 
そう言ってくれたまさきさんとの距離がこれから少し遠のいてしまったとしても。
 
 
 
 
 
 
本当に今私の心は忙しいです。
満足、すっきり、嬉しい、淋しい、切ない、不安...
 
でもこれら全部が今の私の本当の気持ちです。
 
 
 
昨年『PUCK』東京公演中にお誕生日を迎えたまさきさんが私たちに「来年もまたお祝いしてください」って言ってくれて。嬉しかった。来年の誕生日もまだまさきさんはいてくれるんだと思って。
 
 
そして迎えた今日。
宝塚人生最後の誕生日をまさきさんはどう過ごしているんだろう。
 
今までで最高に幸せな時間を過ごしていることを願って...
 
 
 
 
まさきさん
お誕生日おめでとうございます