愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

PUCKロスという愁訴 ◆ 月組「PUCK」雑感(Part.2)

大劇場公演も無事千秋楽の幕をおろしたところですが今さらながら「PUCK」の雑感を記しておきたく

 

そういえばこのブログを始めるときには(贔屓ぼかしてやろう)とかわけわかんないこと目論んでたりしたのですがまあ無理でしたね

そりゃどうしても贔屓に肩入れするし贔屓のことばかり書きたくなっちゃうし贔屓にはめたくそ甘いし贔屓が今日も元気で息しててくれればもうそれでいいし(末期

ということで今日も大いに贔屓を、そして贔屓組をでっれでれに甘やかして参りたいと思います

 

▼妖精PUCK by 龍真咲

来年の『宝塚おとめ』には間違いなく“好きだった役”に入れ込んでくるでしょう

初演は残念ながら生で観ること叶わず(まあ自分から避けてたんですが)(スミマセン)今回の再演が決まって初日まであと数週間というところでやっと重い腰を上げて初演映像を一回見ただけなのですがまさきさんのPUCKを観て(本当に初演を大切にして演じてるんだなあ)というまさきさんの思いがこんな私にも伝わりました

ストーンステージで湯気を立てながら産まれてくるPUCKの姿は本当に神秘的でそんなPUCKの誕生を唯一目にする人間・セカンドサイトを持ったハーミアを一途に想い、どんなときでも守り抜くPUCKの姿がちゃぴに対するまさきさんのそれと重なって胸キュンキュンキュン☆(ここのしぐさも可愛かったよお)(でれ)つらいっす...

ほんとあの人普段は「何もせんでもみんな私のためにいろいろやってくれるんやもん☆」な根っからの姫体質ですが(ちなみにまさきさんのことを“姫”呼びするのは個人的に好きではありません)ことちゃぴを横に置いた途端くっそイケメンな騎士(と書いてナイトと読む)になりますからね...ちゃぴも相当罪深いです(溜息)

そしてよく知りもしない外野が“まさお節”“まさお節”とチャチャ入れますけどね、まさきさんお芝居では演じる役の性別や年齢、性格や環境を自分なりに捉えた上で感情を言葉に乗せて歌うが故の抑揚なのでなんでもかんでも十把一絡げにまさお節言ってもらいたないわけですわ(いきなりどうした)(まあ落ち着け)

PUCKはまさお節抑えられてるよね、とか知った風に言いますけど、まあ涼風PUCKへのリスペクトもあるとは思いますが“歌の妖精”という確固たる属性をきちんと捉えた上での今回の歌唱なわけですよわかりますか?(まあ私も知った風な口きいてますけどね)

 本人お茶会で「やて私七色の声持ってるからあ(どやぁ)」言うてましたが、ホントにこの人の声色自由自在過ぎて一瞬天才かと思ってしまいましたよ危ない...(おい)(※贔屓とは)

 

▼セカンドサイトを持つ純粋な少女ハーミア by 愛希れいか

ちゃぴさあ..................

なんなのめたくそ!!!!!!めったくそっっっ!!!!!!!!

かわいいんだけど!!!!(ゼェゼェ)(まあ落ち着けや)

 初演ヨシコちゃんがいかにも“かわいらしい純粋少女ちゃん”(念のため言いますが褒めてますよ)だったのでちゃぴどうかなー(眉シワ)と思ってたのですが、本当に中の人の純粋っぷりが滲み出ていてハーミアそのものでした

セカンドサイトでハーミアにだけPUCKが見えるわけですがこれ、

たとえば黄色い全身タイツに神頼みハチマキのドヤ顔まさきさんを前にして

「まwさwおwwww」(byマギー86期)(お前もだろ)

「まさおやししょうがないやん(達観)」(byすーさん86期)

「こういうとき笑った方がいいんですかかちゃさん(焦)」(byたまきち94期)

「笑っちゃっていいんじゃないのお?(適当)」(byかちゃ89期)

 

な組子の周りに草生え放題なところにやってきたちゃぴ95期

 

「わ!まさきさん!!とっても素敵ですぅ♡私相手役ですからペアにしないといけませんよね?わ!やだどうしようまさきさんかっこいい...(後半独り言)

 

※この物語はフィクションです(がかなりノンフィクション色強いと思います)

 なちゃぴと被るわけでそりゃあなたある意味まさきさんに対してはあなただけセカンドサイト持ってますよね...(遠い目)

とかなり脱線しましたが、何が言いたいかってハーミアのPUCKへの思いも普段のちゃぴのまさきさんへの思いと被るなあ...いいコンビだなあ...というのが言いたかったんですけどね(例え長すぎ)

 

▼ホテル王ダニー by 美弥るりか

男役さんの不意の黒髪ってあれやめてほしいですよね...宝塚市で条例でも出してくれないですかね...(そこは歌劇団則でいいのでは)(てかやめられたら困ります)

とにかくアーガイルのハイソックス穿いて髪型気にしながらクソ生意気な口をぬかす5歳児みやちゃんとか黒髪オラオラでちゃぴの顎クイするみやちゃんとか愛を失って切なさそうに笑って去っていくみやちゃんとか...ファンの方、お気持ちお察しします...お身体にはくれぐれもご自愛くださいませ...

 ただ演出的にダニーに“悪”を演じさせたかったのか“一途な愛の末路”を表現させたかったのかいまいちピンと来なかったのが今後の自分への宿題(メモメモ)

 

▼貴族の御曹司ラリー by 凪七瑠海

もしかしたら今回のキャストの中で一番の嵌り役なんじゃないでしょうか

“いいとこのぼっちゃん”地でいってましたし子供時代の「Aをください」はね...あれくっっっっそ!!!かわいかった!!!!なんなのあれ!!?!?!?あの感じで「フェラーリ買ってください」言われた日にはおばちゃんへそくりかき集めてフェラーリ屋さんでお兄さんに値切ってもらってなんとかするわ!!!(タイヤひとつにもならないよ...)(わかってるわ)

あとラリーのテーマソング、あれいいですよね「お、ライオネル君今日も元気だね」ってなんかホッとします

 

▼森番の息子ボビー by 珠城りょう

この役でたまきち一皮剥けた感じでしょうか

たまきちにボビーができるのか、まったくカラー違うよなあと思っていたのですが幕が開いてみたら「真面目が取り柄☆よく堅っ苦しいと上級生に言われます珠城りょうです」なたまきちがようやくワンステージあがったように見えてお母さん嬉しかった...(誰)

初演がかの天海祐希さんだっただけにプレッシャーは計り知れなかったと思いますが田舎のちょいダサロックスターをいい塩梅に演じていました

......

新人公演のサー・グレイヴィル観ちゃったとたんもう本公演もナガさんと配役チェンジした方がいいんじゃないのかと劇団に手紙を書きそうになったくらいにはおじいちゃんしっくり来すぎててホントあの人新公学年なんですか...学年詐称してませんか...(詐称なんてしてません!by輝月ゆうま)(あ、あなたのことじゃありません)

 

▼ハーミアのいとこヘレン by 沙央くらま

 演出的にあれでいいんですか!?なんならヘレン誰よりもかわいいんですけどホントにあれでいいんですか!!?!

ってなくらいにコマガタさんかわいいです(しろめ)

ダニーやラリーにあそこまで言われる覚えはありませんけどね(おこ)

しかも性格だって多少わがままで勝気なところがあるけど好きな男の子には一途で積極的でいつも前向きなかわいい女の子でワタシ的には断然ヘレン派です

だいたいほら、ハーミアは「好きな人は日記の中...いえ、森の中ね!」とか言って夜の森に走ってしまうような女の子ですからねえ...よくよく考えればちと怖い

そんなハーミアはダニーやラリーみたいな普通の人間には相手できないわけでやっぱりああいう子は妖精あがりのPUCKに任せとけばいいんですよ(なぜ投げやり)

なので最後ラリーとヘレンが結ばれるくだりは「よかった...ホントにヘレンあんたよかったよ...ラリーもお前見る目あるよ...おばちゃん嬉しい...幸せになるんだよ...(背中叩きながら」ってなくらいに感情移入してます

 

あと今回の個人的ツボは芥子の種 by 花陽みらちゃん

6名のPUCK見守り隊のリーダーでPUCKを溺愛しすぎるがあまりやんちゃなPUCKをいつもプンプン怒っている妖精ちゃん(背景は完全なる想像です)

図書室の階段に座ってPUCKに指差してプンプン怒ってるみらちゃんと怒られながらもグローイングアップ踊ったばかりの疲れをあそこで休めてるまさきさんの図が軽く私の腹筋を刺激するのです

 

他にも86期コンビはもちろんまさきさんからの容赦ない無茶ぶりを毎回受けているウッドペッカーズの面々、いつもまさきさんに絡まれるひびきちやぎりぎり、まあ同期なので観念してくださいなまゆみさん、新公ヘレンで惚れましたわかばちゃん、いつまでもお綺麗なまいまい、若手の生徒たち...月組っこ可愛すぎて目が足りませんでした(なんとなく敗北感)(なので東宝でリベンジ)