愛あればこそ

愛あればこそ

宝塚愛をこじらせたヅカヲタの戯言

2016年1月~9月・総ざらい

自分のために総括をまとめておこうと思ったのに12月を最後に止まってるっていう...ほんと自分な...(溜息)。しかたないので遠い記憶を呼び戻しつつ1月から一気に9月まで振り返っときます。

いやあ、まさきさんが退団して早(?)一ヶ月。え?まだ1ヶ月なの???まさきさん髭つけて憎たらしい顔して象の上で「かっくぇいどぉのぉ~?」とか言ってたのあれまだ1ヶ月前の出来事なの???今じゃ代々木で無防備に「イェイ☆」とかはしゃいでるし白いごはんとパンケーキはなしにするとかいったいどの口が言ったんだと思うような『#ほんとーに美味しい #なんで #こんなに #モチモチ?』なおまおれ的投稿とかしちゃってすっかり女子度満載だし。あれからまだ1ヶ月しか経ってないの?え?なんか時空捻じれてない???

......ほんとまさきさんって。飽きないですね(白旗)。

 

1/3 『舞音』『GOLDEN JAZZ』東宝初日観劇

そっかまだサヨナラ公演前作の東宝公演すら今年の出来事なんだね。もはや太古の昔のような(言い過ぎ)。ストーリーと演出になかなか入り込めなくて、大劇場公演ではハマりきれなかったこの作品。東宝にきてやっとしっくり来たかなーという印象。いや、まさきさんのシャルルのビジュアルは最高でした。きっちり撫で付けられたリーゼントの櫛の流れのラインとか後頭部の丸みとか白軍服の後ろ姿とか賭博場での椅子の座り方とかなによりもちゃぴを抱きしめたりちゃぴに縋ったりちゃぴに溺れてちゃぴしか見えないまさきさん(だから役名で)。マジ最高でした。

東宝初日は舞台トラブルがあって冒頭みくちゃんのソロで非常ランプが点灯して緞帳が降りちゃってはくはくしたけど、結果舞台機構のトラブルのみで演者他に怪我はなかったってことで安心したところでまた最初から舞台見れておトクでした。

 

1/19 『舞音』『GOLDEN JAZZ』18:30公演観劇

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この日この回だけは特記しておきたい。

忘れもしないSS席4列目のセンター寄りちょい下手に友人と一緒に座ったんだけどまるで私を目がけたかのように飛んできたまさきさんのコースター。私の膝に当たって足元に落ちた。急いで拾い上げ膝の上に収まったコースターが気になって気になって。もうそこから先は嬉しくてはくはくしててちゃんと舞台見れなくて気がついたらフィナーレだった記憶。後生大事にするし私が死んだら棺桶に入れてください(遺言)。

 

2/14 『舞音』『GOLDEN JAZZ』東宝千秋楽観劇

はっぴーばれんたいん♡をまさきさんと過ごせる(語弊)最高の日です。もう大羽根を背負って千秋楽のご挨拶をするのはこれが最後。そう思ってすっごい目に焼き付けた。

『GOLDEN JAZZ』は本当に楽しかったなー。舞台がきらきらしててまさきさんももちろんきらきらしてて。銀橋からよいしょとあがってきて「はっぴいぃぃぃぃいーーまるでぃぐらあぁぁぁっ☆!!!」ってまさきさんにスポットライトが当たる瞬間が大好きだった。1ヶ月半という長い真冬の公演で通うのは大変だったけどやっぱりまさきさんの舞台は最高。良きバレンタインデーでした。まる。

 (過去記事)

 演出家との相性 ◆ ’15・月組『舞音』 - 愛あればこそ
 龍真咲の“声”と愛希れいかの“舞”を堪能 ◆ '15・月組『GOLDEN JAZZ』 - 愛あればこそ

 

2/25 宙組Shakespeare』『HOT EYES!!』観劇

生田先生。すごく良かった。やっぱり『舞音』の脚本演出にちょっと不満が残ってしまった私の枯渇した心にすぅーっと入ってくる素晴らしく演出された舞台。せーこちゃんが髪をばっさり落して男役に戻っててちょっとどきどきしたし夢にまい進するうら若き青年を演じてるまぁさますっごく新鮮だったし木から落ちるみりおんかわいかった。劇中劇でコマちゃんがロミオだハムレットだを演じててまるでまさきさんリスペクツな舞台を観ているようで(違います) 楽しかった。

『HOT EYES!!』はなあ...ダイスケやっちまったなあ...という感想。全場大階段っていう『オペラ・トロピカル』を彷彿とさせるショー。の割に大階段生かしきれてなかったよねダイスケ。曲も“eyes”に絡めて“目”に関連する曲を使ってたけど...選曲が(わたし的には)イマイチだった。終始わちゃわちゃしてたなーという印象。

あ!あと真風うららコンビはすごく良かった!お芝居の方ね。(急に思い出した)

 

3/26  『Voice』赤坂ACTシアター初日観劇

もうさあ。年度末差し迫った中で公演組まれると困るの。仕事柄。ほんとこれ通えなかったよ...初日・翌日の土日とあと1日有休取ってあと夜公演だけ。...ってまあそれなりに観てるか。でもわたし比ではもっと通いたかった。時期が悪いよ時期が。おこ。

ってのは実際観てからの思いだけど始まる前は立て続けのコンサートだし次は退団公演控えてるしまあ捨て公演かなあくらいには思ってました(白状)(申し訳ありませんでした)(土下座)蓋を開けてみれば....『Voice』最高かよ...(猛省)

前作『DRAGON NIGHT!!』とはまったく毛色の違う、でもこちらもまさきさんの魅力をこれでもかと堪能できる大変良きコンサートでした。革のパンツにファーのジャケットを羽織った『SPARK』なまさきさんはまことこの世の極致であった。

 

4/20 『Voice』シアター・ドラマシティ公演千秋楽観劇

あっという間の千秋楽。年度始めも相変わらず仕事が忙しくてなかなか通えずでした。しかも絶対外せない野暮用とまるかぶりでお茶会すら行けず...(´;ω;`) ベルばら大劇場からお茶会は皆勤賞だったのにここにきて。でも仕方ない。ぐすん。千秋楽カテコがぶっ飛び過ぎてとっても楽しかったんだけどはちゃめちゃに撒き散らすだけ撒き散らしたあとはちゃんとそれらを拾い集めていいこと言ってまとめてくれる人なのよまさきさんって。そういうところは一切流さずにはちゃめちゃ部分だけ拾って流すからなータカニュは。まあ今さら誤解されようが悪く言われようが何も知らない外野は好きに言ってろや、って感じだけどな。

 

4/25  『1789-バスティーユの恋人たち』帝国劇場観劇

小池ロナン・凰稀マリー・さやかオランプ。小池さんはわたしダメでした(ごめんなさい...)。終始軽いノリのロナンでなんか興醒めしちゃって。テルさんのマリーは思いのほか良かった。やることなすことの無邪気感にマリーの幼さや悪気のなさが見えて。ちょっとした演出が宝塚版と変えられていてわかりやすくなっていた部分が多かったけど群衆芝居だけにやっぱり宝塚の80人の舞台には叶わなかったかなー。

 

4/26  雪組るろうに剣心東宝観劇

るろ剣。飛ぶ鳥落とす勢いの雪組。前にも書いたけど次から次にイケメン。切っても切ってもイケメン。金太郎飴かよ。まさかの客席降りでの殺陣もあり。でも何が一番印象に残ったかって、ロケットセンターひとこ。ピンクのかわいいダルマ衣装に身を包みロケットセンターで踊りながらてめーらこっち一瞬でも見たら視線で殺すぞ的なオラオラひとこが最高にキュートでかわいかった。あのひとこのためにブルーレイ買おうかと思ったくらい。まあまさきさんに全財産振り込んじゃったので買えなかったんですけどね(えへ)。スカステ放送楽しみに待ちます。

 

5/7 『1789-バスティーユの恋人たち』帝国劇場観劇

今回は前回の別バージョンで。加藤ロナン・花總マリー・ねねオランプ。加藤ロナンは良かったです。無骨で不器用な田舎者感が出ていて。そしてやっぱりレジェンド花總。存在感と安定感がすさまじかった。そしてなによりも可愛かった。あの方おいくつでしたっけ...(遠い目)ねねちゃんは私宝塚時代はあまり好きではない娘役さんだったんだけど(ごめんなさい)オランプは良かった。さやかオランプより断然良かった。ロナンに愛され守られる弱さと信念を貫く芯の強さが共存するようなオランプでとても良い芝居をしていました。

 

6/10 『NOBUNAGA』『Forever LOVE!!』大劇場初日観劇

とうとう。カウントダウンの針が動き出してしまった。龍真咲退団公演初日の幕があがってしまったよ...ここからはもう毎日毎秒が最後の積み重ねで。最後の初日。最後の大羽根背負っての初日挨拶。最後の初日開けた土曜日...延々にすべてが最後。初日前夜からすごく気が張ってしまってずっと何も食べられず、初日開演前は情緒不安定で涙ぐむ始末。ほんと自分泣くタイミングがずれるのなんとかしたい。そして初日に観た『NOBUNAGA』はほんと衝撃的でした。悪い意味で......

 

7/18 『NOBUNAGA』『Forever LOVE!!』大劇場千秋楽観劇

いやあ『NOBUNAGA』最高ですね(初日と言ってること違います)。あれ織田信長の話じゃないから。いや織田信長の話なんだけど(どっちだよ)織田信長の姿を借りて龍真咲の宝塚人生、いや龍真咲の生きざまそのものを描いた龍真咲物語だと気付いた瞬間大野先生に土下座しながら抱きしめたい気分になりました(どんな気分だよ)。この日のために梅雨が明けたかのような気持ちのいい青空ものぞき、入りのイベントから出のパレードまで思い残すことなく満喫して翌日朝一の飛行機で東京に戻り普通に仕事しました(にっこり)(社畜)。

 (過去記事) 

 龍真咲、旅立ち。祝・宝塚大劇場ご卒業。 - 愛あればこそ

 

7/25・26 『Goodbye Fairy』パレスホテル東京観劇

ランチショー含め全3回観劇。みりおちゃんゲストはさすがに沸いた。舞台上にパラモンとアーサイトが確かにいた。まさか生で観れるとは思ってなくて嬉しかった。そして千秋楽。押した。押したなんて生易しいもんじゃない。進行さんをも全力で困らせるほど、倍以上の時間、押した。もらった分はきっちり返す龍真咲さんすごい。これだけやれば満足やろ?な龍真咲さんのファンサ精神が神憑っていてもうひれ伏す。あんなに喉を傷めながらも終始観客を楽しませようと歌にトークに全力投球なまさきさん。だからやめられない。龍真咲沼はやっぱり深かったと再認識したディナーショーでした。

 (過去記事)

 龍真咲ディナーショー『Goodbye Fairy』 - 愛あればこそ

 

8/5 『NOBUNAGA』『Forever LOVE!!』東宝初日観劇

なんか大劇場でしっかりまさきさんをお見送りして悔いなく満足してしまった自分がいて、だから東宝の初日はすっごい不思議だった。あれ?なんでまさきさんまた髭つけて象の上座ってんの?なんでまたらぶらぶらぶふぉーえばーらぶしてんの???って。でもここからが東京組の自分としては本番。それこそ泣いても笑ってもこの1ヶ月が終わればおしまい。だからまさきさんの男役一挙手一投足を余すことなく目に焼き付けようと誓った真夏の日比谷でした。暑かったー。

 

9/4 『NOBUNAGA』『Forever LOVE!!』東宝千秋楽観劇

ほんとまさきさんの晴れ男役たるや。天地神明こぞってまさきさんに味方したようなすべてが最高の日になった。さすがの私も『NOBUNAGA』のラストあたりで目頭が熱くなり『Forever LOVE!!』の終盤はハンカチを握りしめたよ...だって今日が最後なんだもん。だけどまさちゃぴが好きだったわたしにひとつだけ心残りがあって。でももう叶わぬものと諦めて心に蓋をしていた。でもまさきさんは最後の最後でその蓋を取りやがった。ちゃぴの蓋だけではなくわたしの蓋も取っ払いやがった。ほんと龍真咲最高かよ。まさきさんの最後の大羽根、まさきさんの最後の黒紋付き緑袴。今までに見たまさきさんの中で最高に似合ってた。今日のまさきさんが今までで一番美しかった。

まさきさんには感謝しかない。ほんとうにありがとう。こんなにも宝塚を愛していてこんなにもファン思いな人、そうそういない。400人もいるタカラジェンヌの中から私なんかを選んでくれてありがとう、といつか言っていた貴女にお返ししたい。400人もいるタカラジェンヌの中から龍真咲という最高のひとりを選べたこと、本当に幸せでした。そして、そう思わせてくれた貴女にこそ、心からのありがとうを言いたいです。

 (過去記事)

 最高じゃありません? ◆ '16・月組『NOBUNAGA』 - 愛あればこそ
 龍真咲に永遠の愛を捧ぐ ◆ '16・月組『Forever LOVE!!』 - 愛あればこそ

 

9/23・24 『麗人 REIJIN Season2 "Festa"』赤坂ACTシアター観劇

宝塚OGたちのコンサート。杜×紫コンビがまた見られて嬉しかった。四半世紀が過ぎてもこうしてコンビとしての空気感を普通に出せるのっていいですよね。いつかまさきさんとちゃぴもこうしてまたふたり見つめあう姿を見せてくれたら嬉しいなーと思いながらカリとも堪能しました。

次はまさきさんもOGコン(越路吹雪トリビュート)出ちゃうんでしょうか。これ、カリさんもご出演のはずなので、まさきさんも出ることになったら...き、き、き、きょうえn(ぱたり)

 (過去記事)

 麗人REIJIN Season2 "Festa" - 愛あればこそ